私は英語を完璧に話せるようになりたいという目標があり、大学を1年間休学して海外に行くことを決めました。将来、英語を使った仕事に就きたいという夢があり、日本での勉強だけでは限界を感じていました。特に英語環境で長期間生活することで、リスニング力やスピーキング力を飛躍的に伸ばせると考えました。予算面や環境面を考慮し、物価が比較的安く集中して勉強できるフィリピン・バギオを選びました。授業はスパルタ式で、自分を追い込める環境が整っている点も魅力でした。

もっと英単語と文法の基礎を固めておけば良かったと感じます。フィリピンでは毎日英語漬けの生活ですが、基礎が弱いと授業の内容や先生の説明を理解するのに時間がかかります。また、日常会話で使えるフレーズを事前に覚えておけば、クラスメイトや現地スタッフとの会話もよりスムーズだったと思います。加えて、日本食や日用品の準備も事前にしておけば、現地で探す時間を節約できました。

私は4か月間バギオの語学学校Pinesに滞在し、学費・寮費・食費込みで約80万円かかりました。航空券代は往復で約4万円、海外保険に約8万円、現地での生活費や娯楽費として毎月2~3万円程度を使いました。全体でおよそ100万円ほどが必要でした。フィリピンは欧米圏より学費が安いですが、長期滞在の場合は生活費や娯楽費も積み重なるため、余裕を持って準備しておくことをおすすめします。

平日はほとんど外食せず、学校で提供される食事を中心に生活しました。週末に外出する際も、グループでタクシーをシェアしたり、ローカルのお店を利用してコストを抑えました。また、飲み物やお菓子はスーパーでまとめ買いし、カフェ通いを控えるようにしました。

一番良かったのは、世界中の友達ができたことです。韓国、台湾、ベトナムなど、さまざまな国から来た学生と一緒に学び、互いの文化や価値観を共有できました。授業だけでなく、放課後や週末に一緒に旅行やイベントに参加することで、英語を実践的に使う機会が増え、自信につながりました。最初は日本人以外と話すのに緊張しましたが、徐々に慣れ、英語でジョークを言い合える関係になれたのは大きな成長でした。トーストラリアへのワーキングホリデーに備えてのフィリピン留学だったのですが、本当に行って良かったと感じています。

最もつらかったのは、体調を崩したときです。フィリピンの気候や食事の違いから、胃腸炎や発熱で授業を休むことがありました。特に寮は6人部屋だったため、プライベート空間が少なく、静かに休むのが難しい日もありました。また、英語力がまだ低かった最初の頃は、先生の説明やクラスメイトとの会話についていけず、落ち込むこともありました。それでも、仲間や先生が励ましてくれたおかげで乗り越えられました。また、語学学校なので生徒それぞれ入学時期、卒業時期が違うので、仲良くなった友達との別れは毎回号泣しました。笑

私の滞在先は学校の寮で、6人部屋でした。部屋はシンプルですが掃除が行き届き、食堂や自習室も近くにあり便利でした。食事は1日3食提供され、韓国料理が多かったです。最初は慣れない味もありましたが、徐々に好きなメニューも見つかりました。ルームメイトは既に仲の良いグループができており、最初は馴染むのに時間がかかりましたが、積極的に話しかけることで関係を築けました。共同生活を通じて協調性や異文化理解も深まりました。

良かった点は、スパルタ式のカリキュラムで1日中英語漬けになれる環境、先生が親身でフレンドリーなこと、また多国籍の学生が集まっている点です。悪かった点は、食事のメニューがやや偏っていること、Wi-Fi環境が不安定なこと、そして寮の部屋が狭くプライバシーが少ないことです。

対応が丁寧で、初めての留学でも安心して相談できると感じたからです。他のエージェントと比べて情報が分かりやすく、LINEで気軽にやり取りできたのも便利でした。手続きや書類作成もスムーズで、不安な点を一つずつ解消してくれました。

フィリピンのバギオは年間を通して涼しい気候で、勉強に集中しやすい環境です。治安も比較的良く、観光地やカフェ、ショッピングモールなど生活に必要な施設が揃っています。物価も安く、長期滞在でも生活費を抑えられるのが魅力です。

迷っているなら、ぜひ一歩踏み出してみてほしいです。留学は語学力だけでなく、人間的にも大きく成長できるチャンスです。最初は不安や緊張もありますが、挑戦した分だけ新しい経験や仲間が得られます。準備をしっかりして、自分らしい留学生活を楽しんでください。